フットサルについて

閉会式で、ザナドゥーの選手と握手をしていたそうです。
僕が見た先週でも、彩が時東あみに話しかけたりしてました。
今日の日記で彩が言ってますが、他事務所と交流できるのはいいと思う。


今回の戦いでdreamは十分応援に足るすばらしいメンバーだということを
確信しました。
代々木を見に行った友達からの、dream自体のモチベーションがどうなのか
というお知らせに驚き、自分の目で確かめに言ったわけですが、
全く杞憂であったことに、本当に安心しています。


しかし露呈したものもあります。
avexの芸能事務所としての無能さです。
いや、企業としての欠点ですね。


ミスマガジン講談社が、きちんと予算と監督とスタッフを用意し、
確実にプロジェクトとして推し進め、2位に肉薄する結果を出しました。
ここがdreamより後発であるのにもかかわらず、強かったというのは
結構avexにとってしゃれにならない警鐘だと思います。


中途半端なスタンスで参戦し、
指導者の能力もフィジカル面のサポートもボールすら不十分な状態で参戦。
彼女たちのモチベーションを結果にフル結びつけるどころか、
むしろ逆境ナインばりに逆境を与えてしまい、それがかえって感動をよんだという
意味不明の結果。


ここからはTALの妄想ですが、
avexはレコード会社です。本質として。
歌手以外のプロデュースに関してはど素人のはずです。
ayuやtrf、安室などたまたま驚異的能力を持つ個人に恵まれ、
芸能事務所として身につけるべきタレント育成ノウハウ、
仕事をとってこれるコネクションとかができあがらないうちに、
ふわふわと会社だけ大きくなってしまった。


あせった松浦社長は自社養成のタレントを増やそうと必死になり、
dreamを中心とした今のavex系アイドル体制を作ったのではないか。
しかし、アイドル業界では新参であるエイベックスエンターテイメントに
ロクな人材が集まらず、マーケティングのノウハウもコネもないので
たとえタレント本人の才能努力が凄くても、売り上げに結びつかない。
そんなことになってないか?と思いました。


今回のフットサルを見て感じたのは
これはサッカーというより、F1に近いということです。
F1はドライバー同士の勝負でもありますが、
それ以上にいいドライバーを連れてくるキャスティングから、
カニックなどのサポート能力、シャシーの性能、現場監督の判断力など
プロデュースする企業の威信をかけた企業力の総合戦なのです。
これに敗れるということはその企業の総合的な力が弱いということに
なりかねないと思います。


全く別の方針があるのかも知れませんが、
今後のTEAM dreamをどう動かしていくかが、
今後のavex自体がどう突破口を見出していくのかの
一つの試金石だと思います。

長文すいません。